あの頃の広告には、愛があったな。

あの名作コピーを、もう一度

広告は、時代の空気です。

その構成比は、景気であり、みんなの気分であり、文化指数も含まれているようです。

それを察知し、いち早く表現するのは、広告の特性であり、最も得意とするところです。 不況が叫ばれて久しい日本ですが、 かつてわたしたちの国が潤っていた頃、 広告がとびっきり元気な時代がありました。

それは、現在の広告が劣っているという訳ではありません。

広告は、いわばナマモノ。表現やその手法も刻一刻と変化し続けるものです。 しかし、振り返れば、70年代、80年代の日本にはすばらしくパワフルな広告たちが、 きら星のごとく輝いていました。

広告って、流れ星です。輝いて、そして消えてゆく…

しかし、それらを歴史に埋もれさせてしまうのは、何とも惜しいこと。

こうした想いが原動力となり、このサイトは生まれました。

当時の広告のことに想いを馳せながら、 心に残るキャッチコピーを独断と偏見でセレクトしてみました。

広告のレビューや感想も掲載しています。ご堪能いただければ幸いです。

都会で、ボケーション。

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贈る者は、汗をかけ

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