あの頃の広告には、愛があったな。

「ポスター」の記事一覧

少女は無口になった。夏の終わりだった。

岩崎俊一は、ボディーコピーの名手でもある。この人のポリシーに コピーは、作るものではなく、見つけるもの。というのがある。 なにを観察してみつけるのか、そこが気になるが、まぎれもなく、 人の心を観察している。なので、名手な・・・

そうだ 京都、行こう。

そうだ 京都、行こう。

JR各社とも、広告には定評がある。 なかでも不滅の人気を誇るのが、コレでした。 京都、行こう。とか京都へ行こう。なら、誰でも思いつきそうですが、 そうだ、という このひと言を入れるセンスが、このコピーの肝。コピーが動いて・・・

ウイスキーも音楽もなかったら、心がグジャグジャになるなあ。

想像力と数百円

酒と音楽を愛する人は多い。しかし、このふたつは、 生きてゆく必需品からかぞえると、きっと下位に位置するであろう。 これが或る人にとって、実は最優先されるものなのだ。 だって心の時代だもの。これはいまも通用します。

春 なのに コスモス みたい

コスモスは、秋の花。が、春のキャンペーンである。 口紅の色って、きっと花の色のようだったら綺麗だろうな… それが秋色コスモスでした。ちょっと不思議なミスマッチが、 商品をより魅力的に際立たせています。

ただ一度のものが、僕は好きだ。

甲子園で白線を引く人を真上から撮った写真に、 上のコピーが添えられる。二度とない瞬間を捉える… この商品のもつ力を最大限に引き出した、秀逸の作品。 このコピーは、更に人の月日、時の流れというものまで 想像させるから、文学・・・

贈る者は、汗をかけ

贈る者は、汗をかけ

ボディコピーでは、「贈ることは力仕事である」と定義を行う。 そして、技巧と力を尽くして、贈り物をしてくださいと訴える。 ビジュアルには異国の森林を使用。 よくよく目をこらせば、贈り物の鶏をしっかり抱えた 異民族風の男が中・・・

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