あの頃の広告には、愛があったな。

キャッチコピーNo.22 このへんないきものはまだ日本にいるのです。たぶん。

  • クライアント東宝/スタジオジブリ
  • 商品映画「となりのトトロ」
  • 年代1988年
  • 媒体ポスター
  • コピーライター糸井重里

有名な「忘れものを、届けにきました」というキャッチフレーズは、

併映された『火垂るの墓』と共通に使われたらしい。

トトロをへんないきものって言ってしまうところに、親近感を覚えます。

まだ日本にいるのです。たぶん。の箇所に、この国の住人が置いてきてしまった、

いや忘れてしまったものを喚起させる力があります。

肩肘張らない、糸井さんらしい表現が、かえって響きます。

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